こんにちは!
天才バンク寺子屋運営部、ブログ担当で5歳児ママの清水詩織です。
寺子屋担任山本先生、副担任小澤先生の大学時代のお話が、子育て中のママである私にとって大きな気付きになったのでシェアさせていただきますね!
【山本先生】
一年間オーストラリアに留学。留学費用はアルバイトをして貯めた。
現地大学の学費も自分で払っていたため、「1コマ当たりの授業料はいくらか?」ということまで考えられるようになった。授業が休講になった際には、「えー!?授業料が無駄になったわ!返してほしいくらいだ!」と思っていた。
現地の人と交流したり、旅行したりと遊びすぎたため、お金が足りなくなり、留学途中で自身のおばあちゃんから借金。「お金ってどんどん減っていくんだな・・・」ということを身をもって知ることとなる。
【小澤先生】
大学入学とともに一人暮らし開始。住居探しや契約は親がするのが一般的だが、小澤先生のご両親は全て小澤先生一人にやらせた。駅近物件や築浅物件の家賃は高くて手が出ないということを実感。数々の物件巡りを経て、ようやく予算内で気に入った物件を見つける。
一年分の生活費をまとめて渡されていたため、計画性が必要とされ、足りない分の生活費はアルバイトで補っていた。しかしながら年末にお金が足りなくなり、恋人にクリスマスプレゼントを買えなかったという失敗も経験。
お二人のお話を聞いて、皆さんはどのように思われましたか?
私には5歳の息子がおりますが、特に経済的なことに関して、学生の間は親である私たち夫婦が全面的にサポートしてあげようと考えていました。
しかしながら、お二人のお話を聞いたことで、「子供の経済的自立に繋がる親の関わり方」を改めて考えることになったのです。
もちろん、勉強が忙しくてアルバイトする時間が取れない学生さんもいらっしゃるでしょうし、「学生のうちは親がサポートしてあげたい」というご意見の親御さんもいらっしゃるでしょう。各ご家庭の事情に合わせたそれぞれのやり方でいいと思います。
だから我が家も、その時の状況に合わせて柔軟に考えていこうとは思いますが、「親として子供にどう関わっていくか?」を考える時に、「大学時代を経済的自立の準備期間にする」ことにフォーカスする関わり方を、選択肢の一つにしてみようと思ったのです。
大学時代に経済的自立の準備をするとどうなるか?ということですが、お二人が共通しておっしゃっていたのが、「親への感謝」の言葉でした。「学費を稼ぐことの大変さ」「生活費を稼ぐことの大変さ」を大学生の頃から体感していたからこそ、「お金のありがたみ」「親のありがたみ」を深いところで感じられていたのですね。
私自身は、実家暮らしで衣食住の心配をすることなく過ごしていましたが、今でこそその恵まれた環境に感謝しているものの、当時はそれらが「当たり前」だったことは否めません。
親に学費を出してもらっていたこともあり、山本先生のように「1コマ当たりの授業料」について考えたことすらありませんでしたし、「休講でラッキー!」と思っていたような学生でした。もし自分で授業料を払っていたら、授業に対する真剣さも違っていたかも知れませんね。
自分の置かれた環境に感謝することができれば、一日一日をじっくり丁寧に、より大切に過ごすことができるのではないかと思います。自分自身が出来なかったからこそ、息子には学生のうちに気付いてもらいたいなという思いがありますね。
もう一つ印象的だったことは、今でこそとてもしっかりしているお二人ですが、学生時代にはお金を使いすぎて足りなくなるという失敗をしているということです。お金の失敗は若いうちの方がいいですね。家族がいるのに生活費が足りなくなった・・・では困ってしまいますから。
お二人とも失敗があったからこそ、若いうちから経済観念が身に付き、その後の人生に生かせているのだろうと思います。「失敗」ではなくて、人生に役立つ「経験」であったと言えるかも知れませんね。
いかがでしたか?
今回のお話は、これから大学生になる中高生の皆さんや、今まさに大学生の皆さんに限らず、私のような子育て中のママにも大きな気付きを与えてくれる内容でした。
「授業」というと、学生さんが対象と思ってしまうかも知れませんが、どんな年代の人にとっても人生に役立つヒントがたくさん盛り込まれていますので、ぜひ寺子屋に遊びにきてみてくださいね!
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